こんにちは、お洒落おでんコラムニストの手嶋です。
m9(^Д^)プギャー
最近の調子はどうですか?
私は社会保険庁に首っ丈。
年金保険料の流用問題で、社会保険庁の職員が使用するゴルフ練習場のクラブ、ボール購入費やテニスコート、バスケットボールコートの建設費などに無駄遣いしていただけで、手嶋的にはオリジナルデスノート(あるのよ! 殺しのリストが!)入り決定なのだが、NTTデータに年間1000億円弱も払っておきながら、ものの見事に年金記録消失!
そして、ついに職員が着服していたのまでバレた。
┏(^o^)┛やりすぎ!!!
唖然とするが、ここまでくると、凄すぎて我々の反応も「子供のそれ」に戻る。
笑っちゃったのが、9/5の朝日新聞の社説。
「やはり職員の横領だったか」
これさ「前から、ぜってーぜってーやってるって、ウレ思ってた! やっぱり、てめぇら、やってやがった!!!」という、ほとんど小学生の口喧嘩みたいな雰囲気である。
いや、朝日、気持ちは分かるぞ。
で、さらにびっくりしたがのが横領発覚後の社会保険庁の発表である。
「横領が見つかりました。マジごめんね! でもさ、手間がかかるんで誰が幾らやったかは調査はしません。
ってか、手間かけたら負けだと思ってる」
┏(^o^)┛正気の沙汰とは思えない!!!
さすがに先日、舛添要一が「おいおい、ちょっと待て。洒落にならない。とりあえず、刑事告訴しようよ。ってか、そう言っておこうよ」と待ったをかけた。
大臣になって張り切ってるね!
ま、舛添要一にしても、郵政民営化の時に、当時の首相である小泉純一郎にぐちゃぐちゃ言っていたが、いざ決議になるとプルンっと賛成票入れていた。
安倍批判にしても、青木幹雄に「舛添、お前かましとけ」と命令されている雰囲気が濃厚なんで、個人的にはあまり期待はしていない。
ま、ご自身のためのパフォーマンスが、国民の利益と一時的にしろ合致すれば、それはそれで喜ばしいので、これからの活動に少しだけ期待しましょう。奥さん名義にしていた不動産資産やらスキャンダルのことで、野党から突っ込み入りそうだから、早めにね。
しかし、なんだねー。
我々庶民が日々の糧を確保するため一生懸命働いているのに、役人は着服した税金やら年金で高級料理をたらふく食べているのか思うと
┏(^o^)┛気が狂う!
ま、あまりにステレオタイプな図式にして煽りすぎると、新手の情報商材販売かと思われるし、真面目な役人や議員の方に申し訳ないが、今日はコラムのために、この
庶民 vs うまーな役人
という構図で進める。ってか、進めさせろ。
前置きが長いのはいつものことだが、庶民の料理といえば、何をイメージするだろうか?
ま、おでん専門コラムニストとしては、カツ丼やらざる蕎麦やらラーメンをすっぽかして「おでんである」と言わないと始まらないわけで、おでんで始める。
では逆に、高級料理の代表となるとなんだろうか?
ま、天麩羅なら銀座の天一、寿司なら久兵衛(実は行ったことないくせに「たまに行く」とか嘘ついたことあります。ごめんなさい)、会席料理なら吉兆なんかを思い浮かべるだろう。
しかし、なんといってもフランス料理ではあるまいか。
恵比寿ガーデンプレイスのジョエル・ロブション、オータニのトゥールダルジャン、マキシムド・パリ、洞爺のミッシェルブラス(これ行ったことないので、行ってみたい)などなど、そりゃ物凄い。
気取ってるし、高いし、旨いし、サービスいいし、
俺だけ変な服で浮いちゃうし、金なくなる!
さて、本日レポートするのは、庶民料理の代表である「おでん」と、高級料理の権化である「フレンチ」の幸運なる融合を実現したお店である。
そう、おでんを出すフランス料理店を発見したのだ。
横領されて踏みにじられた納税者が食べる「社会保険クラスのメシ」in the 新宿三越「マダム・シルキュ」レポート(日本語も英語も間違ってるが、そこは見逃せ)!!!

さてさて、はじまり。
いきなりエロい外観である。
エロ関係ないか。
中に入ってみると、内装も負けず劣らずのエロ重厚感溢れたもの。
ボルドーbなるワインを注文した。
シャルドネを薄くした感じの、ピリピリした白ワインで、夏場にはよく合う。
突き出しはグラナチーズ。
両腕で一抱えはあろうか、でっかいチーズのカタマリをえぐりながら出してくれるのだが、これがまた濃厚で、ワインが進む。
下地もできたし、そろそろフランス風おでんワールドに入ることになった。
と、その前に。
さてさて、フランス料理のおでんとはいかなるものか。
ま、正体は単なるポトフなんだけどね。以下Wikipediaより(※Wikipediaも随分と社会保険庁が改竄してくれてるらしいね。ガンダムのところまで編集しなくていいよ。ってか仕事しろ)。
ポトフ(仏:pot-au-feu、ポトフーとも)は、フランスの家庭料理のひとつ。 「火にかけた鍋」の意味。
牛肉や鶏肉、ソーセージなどの肉類と、大きく荒く切ったニンジン、タマネギ、カブ、セロリなどの野菜類を、長時間かけてじっくり煮込んだ料理。ドイツ料理でいうアイントプフは、これのドイツ版。
スープは食塩、香辛料(コショウ、ハーブ等)などで味を調え、肉や野菜は食べやすい大きさに切ってからマスタードを添え、それぞれ別皿に盛って提供する。
スープ、野菜、肉をそれぞれ別々に食べることから、現在のフランス料理の原点ともされている料理である。
人によってラーメンの定義が違うように、おでんの定義もまた違うだろう。
私はおでんを「なんかを汁で煮込んで、1個ずつ頼めるもの」をおでんと呼んでいる。

まずは、ヤングコーン、ダイコン、手羽先のおでんを頼んでみた。
ヤングコーンはゆずの辛子とあわせて食べる、さっぱりした味。
こりこりの食感を楽しめる。
地鶏のスープをベースに、季節の野菜でとった出汁がよく染み込んだ大根は、なるほどフランスのおでん。
手羽先については、ちょっと驚いたな。
脂身とスープのバランスがよくて、じんわりと効いてくる。
港区白金に「鈴木屋」という焼き鳥屋がある。ここの煮込みは上質の鳥を澄んだスープで食べさせる。17時に開店してすぐに満員になり、19時にはネタがほとんどなくなってしまうという店だ。ふと、鈴木を思い出した。

そして、玉葱のまるごとおでん。
なかなかのボリュームである。
写真は割った状態のものだが、インパクトもあるし、とろりと甘い。
アルザスリースリング・ロレンツなるシャブリに少し甘みを加えたようなワインと一緒に食べた。

続いて白金豚のソーセージのおでん。
ワインも赤に変え、ルメアージュというミディアムボディっぽいものと合わせてみた。
そして、マダム・シルキュで一番のオススメはなんといっても、この和牛トロ肉。

肉が柔らかくて、たっぷりと出汁を含んでいる。
肉好きは勿論のこと、普段は肉をあまり食べない人も、これはハマるんではなかろうか。
四谷の「忍」に食わせる茹でタンに通じるものがあった、
難点は席が狭かったり、カウンターの椅子が高すぎるあたり。
しかしながら、店員さんは若い女性が多く、愛想が良い。
さらに、ここはリーズナブルなのだ。
前回のコラムで読者から「値段も教えて」とあったので、晒してみる。
ポトフ盛り合わせ(ヤングコーン、手羽先とか) 1150円
白金豚のソーセージ 680円
和牛トロ肉 920円
丸ごと玉ねぎ 310円
食事の合計は3,060円。これに酒代が飲んだ分かかる。
居酒屋だと思えば普通だが、フランス料理と考えれば、かなりお得だと思う。
安くするなら、私のオススメライナップはこんな具合。
満足度は高い店だ。
そうそう、読者の方へ。このコラムの感想や、ご要望があれば、
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よろしく^−^
▼マダム・シルキュ
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